ワンランク上のラッピングに。プレゼントのリボンの作り方のコツをご紹介
ワンランク上のラッピングに仕上がる!プレゼントのリボンの作り方をわかりやすくご紹介
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プレゼントのラッピングで重要なのがリボンのかけ方。簡単なようで意外と上手く結ぶのが難しい…と思われている方も多いのではないでしょうか。リボンをきれいに作ることができると、ラッピング自体のクオリティーがグンと上がります。そこでこの記事では、リボンのかけ方や結び方など、プレゼントのラッピングに役立つきれいなリボンの作り方についてご紹介していきたいと思います。
目次
リボンの種類
リボンにはさまざまな種類があり、どんなリボンを選ぶかによってラッピングのイメージがガラリと変わります。代表的な物をいくつかご紹介しましょう。
・リバーシブルリボン…表と裏でカラーが異なるので、シンプルな結び方でも個性を主張することができます。
・ワイヤーリボン…細いワイヤーが入っているので形を固定しやすく、動きのある仕上がりになります。
・カービングリボン…しごいて引っ張るとクルクルとカールして華やかな印象に。
・シースルーリボン…透け感がありややハリのある素材でできているので、重ねて使うと華やかさがUP。
・ラフィアリボン…ナチュラル感があり、カジュアルな印象。
・レースリボン…清楚でフェミニンなラッピングに最適。
リボンのかけ方の種類
ラッピングする物に対してリボンをどのようにかけるかは重要なポイントです。まずは基本となる横一文字がけからマスターしましょう。
【横一文字がけ】
基本となるかけ方です。蝶結びの大きさから片側に残す長さを決め、左手で箱とリボンを押さえ固定したまま、右手の長い方のリボンで箱を1周させます。右手のリボンを左手のリボンの上からかけて下を通して右上に引き出して結び目をキュッと締めます。
【斜めがけ】
片側に残す長さを決めたら、左手を使って箱の上中央でリボンと箱を固定し、右手のリボンを箱の右上角にかけます。そのまま右手のリボンを箱の右下角の下に通したら、左下角の上→左上角の下を通して最初の位置に戻します。右手リボンを左手リボンの上からかけて下を通して引き出したら結び目を締めましょう。
【十字がけ】
一周させるまでは横一文字がけと一緒です。一周させたら箱の中央でクロスさせ、左手のリボンは左上中央に箱とリボンを固定して、右手のリボンで箱を縦に1周させましょう。右手リボンをクロス部分の上からかけて下から通して右上に引き出し、結び目を締めます。
リボンの結び方
簡単なようで難しいのがきれいなリボン結びの作り方。順を追って説明していきましょう。最初に羽根を作るのは左下のリボン、右上のリボンは羽根の上から回しかけるのがポイントです。
①リボンを締めた後、左下のリボンを畳んで羽根を作ります。
②右上のリボンを羽根の上から回しかけます。
③回しかけたリボンを折り畳み、羽根にかぶせて出来た輪の中にリボンを通し、左上に引き出します。
④右側は羽根の奥を、左側は手前部分を持って結び目をキュッと締めます。
きれいに結ぶコツ
蝶結びのベストバランスは、羽根と足の長さが揃っていること。実際の長さを測るというよりも、見た目のバランスで長さを決めるのがいいでしょう。また、結び目がしっかり締まっていること、羽根がふんわりとした形であることもきれいに見えるポイントになります。最後に締める時、右側は羽根の奥を、左側は手前部分を持つのがコツ。
リボンの先端の処理の仕方
リボンの先端は切りっぱなしにせず、リボンの長さやラッピングの雰囲気に合わせてカットしましょう。
・斜めカット…リボンの外側が長くなるようにカットし、末広がりの形に仕上げます。
・V字カット…リボンの両端から中央に向かって斜めにハサミを入れ、V字型に仕上げます。
・ピンキングカット…ピンキング鋏を使ってギザギザにカットする方法。
リボンの作り方を工夫してワンランク上のラッピングに仕上げましょう
プレゼントの印象は、ラッピングやリボンの作り方によって印象が変わります。基本となるリボンのかけ方やきれいなリボンの作り方のコツをマスターして、ワンランク上のラッピングギフトに仕上げましょう。