ファッションはバランスが大事!「色」と「シルエット」のコツ
ファッションのおしゃれなバランスのコツとは?
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「ファッションはバランスが大事」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。しかし、おしゃれのバランスの取り方がわからない、と感じている方も多いのではないでしょうか?この記事では、ファッションでおしゃれなバランスを取るための2つのコツ、「色」と「シルエット」のバランスの取り方についてご紹介します。「なんだかバランスが悪い気がするけど、何を直せば良いのかわからない」と悩んでいる方はぜひご参考ください。
目次
配色バランスのコツ
まずは、「色」のバランスから紹介します。コーディネートを決めるとき、配色のバランスがうまくいかないと感じたことのある方は多いようです。
色の数は3色までに抑える
ファッションの基本テクニックとして「色の数は3色までに抑える」というものがあるようです。全身に使用するアイテムの色の数は、多すぎると賑やかになりすぎてバランスが悪くなります。また、1色や2色だと地味すぎるので、3色が最もバランスを取りやすいとも言われています。コーディネートを組むのが苦手な方は、まずは3色コーディネートからはじめてみませんか。
カラー比率は「70:25:5」を目安に
ファッションのバランスの良い配色は、「ベースカラー70:アソートカラー25:アクセントカラー5」だと言われています。ベースカラーとは全体の大部分を占める、基準となる色。アソートカラーはベースカラーのサブとなるカラーで、「メインカラー」とも呼ばれます。そしてアクセントカラーは全体に表情や変化を与える目立つカラーです。この比率を意識して組み合わせてみましょう。
色の組み合わせはトーンにも注目
ファッションアイテムを組み合わせるとき、「赤」や「青」などの色で組み合わせている方が多いはずです。しかし、同じ赤にも「パステルトーン」「ペールトーン」などさまざまなトーンが存在し、トーンの組み合わせによってはバランスが悪くなることもあります。
シルエットバランスのコツ
続いて、シルエットのバランスを取るコツをご紹介します。
基本は「I・Y・A」シルエット
シルエットのバランスを取る1つめのコツは、「I・Y・A」という3種類の基本のシルエットを押さえること。自分の好みや体型の悩みなどに合わせてシルエットを作ると、バランスよくまとまるのではないでしょうか。
Iラインシルエット
「Iラインシルエット」とは、その名の通り、アルファベットの「I」の字のようにストレートで細いラインのシルエットのこと。全体的に細身でストンとしたアイテムを合わせることで、縦のシルエットが強調され、スラッと背が高くスタイルが良く見えます。
Yラインシルエット
「Yラインシルエット」は、上半身にボリュームがあり、下半身はコンパクトにまとまったシルエットです。トップスにボリューミーなものやオーバーサイズなものを、ボトムスにはスキニーやタイトスカートなどの細身なものを選ぶことで作れます。Yラインシルエットはお腹やお尻周りのボディラインを隠しつつ、脚を細長く見せられるのがメリット。
Aラインシルエット
「Aラインシルエット」は、Yラインシルエットの反対で、上半身はコンパクト、下半身はボリュームのあるシルエットです。上半身はジャストサイズのアイテムをチョイスし、下半身にワイドパンツやフレアスカートなどを選ぶと作れます。下半身をカバーして細く見せらるものの、脚が短く見えてしまうこともあります。
骨格に合わせたシルエットを選ぶ
シルエットのバランスを取る2つめのコツは、「骨格に合わせたシルエットを選ぶ」です。骨格には3つのタイプがあり、それぞれバランス良く着こなせるシルエットがあると言われています。早速骨格診断をして、自分に似合うシルエットを探してみましょう。
骨格ストレート
骨格ストレートタイプの方は、上半身の厚みが目立ちやすいようです。そのため、トップスは大きすぎず小さすぎないジャストサイズを選び、下半身はボリュームが出ないものを選ぶとバランスがよくなると言われています。
骨格ウェーブ
骨格ウェーブタイプの方は、上半身は華奢で下半身にボリュームが出やすいようです。そのため、トップスはタイトなサイズで華奢さを活かし、ボトムスは腰の位置が高く見えて、ワイドに広がりすぎないシルエットを意識するとバランスが取れると言われています。
骨格ナチュラル
骨格ナチュラルタイプの方は、直線的でスタイリッシュな体型の方が多いようです。そのため、上下ともにゆったり感があり、特に下半身にボリュームが出るシルエットにするとバランスが取れると言われています。
バランスのとれたファッションでおしゃれに
ファッションのバランスを取る「色」と「シルエット」のコツを紹介しました。ファッションはバランスが大事というのは、やはり本当のことのようです。「なんとなくキマらない」「おしゃれに見えない」と悩んでいる方は、まずは「色の数は3色までに抑える」「I・Y・Aシルエット」など、基本的なことから取り入れてみてはいかがでしょうか。