金属をピカピカにして美しさを蘇らせよう|日頃のお手入れ法や磨き方
金属アクセサリーの日頃のお手入れや磨き方を解説
この記事を読むための時間:3分
お気に入りのアクセサリーが、いつの間にかくすみや汚れで変色していたり、かつての輝きがすっかり失われていた…という経験はありませんか?前回使用したときには見当たらなかったのに、保管している間に、汚れてしまったということでしょうか。ここでは、金属製のアクセサリーを美しく保つための着用の仕方や保管方法などをご紹介します。
目次
美しさを保つための日頃のお手入れ
保管中の貴金属がくすんだり汚れたりする原因の多くは、着用しているときや、外したあとの行動が影響しています。どのようにすれば美しく保つことができるのでしょうか。
着用はメイクや日焼け止めの後に
メイクや日焼け止め、整髪料などが金属アクセサリーに付着すると、くすみや錆、変色の原因となってしまうことがあります。アクセサリーを着用するのは、お出かけ前の準備の最後にして、帰宅後は最初に外すことを心がけましょう。
水に濡らすのはできるだけ避ける
純度が高ければ水に強い金属もありますが、アクセサリーを水に濡らすのはできるだけ避けましょう。特にお風呂や温泉、プールでは、入浴剤や温泉成分、薬剤などの水以外の成分で変色をすることもあるので注意が必要です。
外したらすぐにやること
アクセサリーを外したら、必ず汗や皮脂などの汚れを拭き取るようにしましょう。その際、ティッシュペーパーを使用すると、傷をつけてしまう可能性があります。専用の柔らかいクロスを使用しましょう。
保管方法
保管時に、アクセサリー同士がぶつかってしまうと、傷をつけてしまうことがあります。やわらかい布製のアクセサリー専用の小袋に一つずつ入れたり、仕切りなどを使って、他のアクセサリーとぶつからない状態で保管しましょう。
美しさを蘇らせるための磨き方
くすんだり、汚れたりしたアクセサリーは、素材ごとに磨き方が異なります。ただし、金属に宝石やパールなどが付いていたり、コーティングが施してある場合は、傷がついてしまう場合がありますのでご注意ください。
ゴールド・プラチナ
純度の高いゴールドやプラチナは酸化や変色に強いものの、素材自体は傷が付きやすいので、研磨剤入りの専用クロスで磨くと傷がつく恐れがあります。柔らかい布やセーム革などでやさしく磨きましょう。
18金やPt850など、他の金属が比較的多く含まれているゴールドやプラチナは、お手入れをしていないと徐々にくすんでしまうことがあります。専用クロスなどを使用することもできますが、磨きすぎると傷がつくこともありますので注意しましょう。
シルバー
いつの間にかシルバーが黒ずんでしまっていた…そんな経験のある方は多いのではないでしょうか。その原因の多くは化学反応によるものですので、保管していても着用していても、避けられないことがありますが、日頃からお手入れをすることで、きれいな状態に保つことは可能です。
シルバーの黒ずみは、シルバー専用クロス(研磨剤入)やシルバークリーナー、重曹などを使用し磨くと綺麗になります。ただし、アンティーク加工などが施されている場合は、せっかくの加工が台無しになってしまうことがあるので注意しましょう。
まとめ
金属アクセサリーを美しい状態に保つには、日頃のお手入れが大切です。傷つきやすかったり、汗や体液はもちろん、化粧品や整髪料が原因でくすんでしまうことがありますので、身支度の最後に着用し、家事や入浴などの際には外すことを習慣にしましょう。