6月の誕生石パールとは?石の持つ意味や特徴をご紹介
6月の誕生石として知られるパール。冠婚葬祭などのフォーマルやカジュアルまで、さまざまなシーンで親しまれている宝石です。この記事では、パールの言い伝えや宝石言葉、名前の由来などをご紹介します。
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目次
【6月の誕生石】パールの特徴
年齢に関係なく身に付けることができ、私たちの生活にも馴染み深いパールは、生きた貝の中で生み出される、不思議な宝石です。海で採れたものか湖で採れたものか、また産地の違いによってもさまざまなバリエーションのものがあります。ここからはパールの持つ宝石言葉や、言い伝えについてご紹介します。
パールの宝石言葉
パールの宝石言葉には、「健康」「長寿」「富」「純真無垢」などの意味があります。真珠のカラーによってもその意味合いは少々異なり、ホワイトパールは、「母性愛」「絆」「魅力」、ピンクパールは、「辛抱強い愛情」、ブラックパールは、「力強さ」を意味すると言われています。
パールの言い伝え
パールは、母貝の中で育てられて産出されることから、家族愛の象徴と言われています。身に付けることで気持ちを落ち着けてくれポジティブな心を与えてくれる効果があるそうです。またパールは悪い運気や邪気を払い、身に付けている人を守ってくれると言われています。昔から魚釣りに出かけるときや、船乗りのお守りとしても重宝されてきました。
パールの名前の意味
パールという名前は、ラテン語でラフランスを意味する「perla(ピルラ)」や、貝を意味する「perna(ペルナ)」から付けられたといわれています。パールは、日本では真珠と呼ばれています。海でとれる特に光り輝くものを「珠」といい、そこから名付けられたそうです。
パールの歴史
日本におけるパールの歴史の始まりは、何と縄文時代であるといわれています。邪馬台国の卑弥呼の娘が、中国にパールを送ったと記された書物や、縄文人によって加工された形跡のあるパールが発見されています。また紀元前3200年頃のエジプトでは、パールは既に貴重なものとして扱われており、アクセサリーとしてはもちろん、砕いたものを化粧品や漢方として使用する場合もあったそうです。
パールはこんな人におすすめ
ゴージャスな雰囲気がありながらも、普段遣いでも活躍してくれるパールは、身に付けた人にあらゆる困難を乗り越える力を与えてくれます。パールは何年もの年月をかけてじっくりと生成されていることから、我慢強さのシンボルとして昔から重宝されています。逆境の恋に向き合っている人や復縁を願う人、また仕事面において困難に立ち向かっている人の力強い味方になってくれるはずです。
パールは記念日のプレゼントにも最適
パールの持つ宝石言葉や意味合いから、パールは記念日のプレゼントにもおすすめです。ここでは、パールをプレゼントするのにふさわしい場面をご紹介します。
愛する人へのプレゼント
パールを使ったジュエリーは、大切な家族やパートナーへの贈り物としてもおすすめです。特にネックレスの、切れ目なく円を描くその形は、良縁を結んでくれるとして昔からたくさんの人に愛されてきました。
好きな人と惹かれ合い、永遠に愛し合うという意味合いも持つため、大切な家族やパートナー、仲間への愛情の証としてのプレゼントにもぴったりです。ヨーロッパ諸国では、娘が成人した時にパールのネックレスを送る習慣もあるそうです。
結婚30年目
結婚30年目の記念日を、真珠婚式と言います。真珠婚式は、富と健康を表す行事で、パートナーへ真珠にちなんだアクセサリーやアイテムを送ります。パールは何歳になってもしっくり馴染んでくれる、一生物の宝石なので、結婚30年目の節目を迎える機会に購入してみるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、6月の誕生石パールについてご紹介しました。パールは、純白の輝きが美しく、老若男女問わず幅広い世代に人気のある宝石です。ぜひ一度手に取って、高いヒーリング効果を感じてみてください。※ご注意事項:天然石の効果に関しましては、科学的根拠がございませんのでご了承ください。