プレゼントを「大切にします」は敬語で何と言う?正しい言葉の使い方
もらったプレゼントを「大切にします」は敬語で何と言う?正しい言葉の使い方をご紹介
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プライベートでもビジネスシーンでも、何か贈り物をもらった時にお礼の言葉を伝えることはとても重要です。いただいたプレゼントを「大切にします」と伝えたい時、きちんとした表現で伝えるにはどのような言葉を使えばいいのでしょうか。そこでこの記事では、もらったプレゼントを「大切にします」という気持ちを伝えるための、正しい言葉の使い方についてご紹介します。
目次
「大切にする」という気持ちを伝える言い方とは
何か贈り物をもらい、お礼をする際、「これを大切にします」という気持ちを伝えたい時があると思います。親しい間柄であれば、「大切にします」「大切に使います」で問題ありませんが、相手が目上の人の場合やビジネスシーンではもう少し丁寧な言い回しが必要になります。適切な表現としては、「大切に(使用)致します」「大切に使わせていただきます」がいいでしょう。「使わさせていただきます」では間違いになるので要注意。
「大切」と「大事」の違いとは
「大切」と似た言葉で「大事」という表現がありますが、この2つはほぼ同じ意味だということには間違いないのですが、微妙にニュアンスが異なります。ポイントとしては、「大切」は思い入れや愛情といった「気持ち」が入るのに対し、「大事」は人としての感情は関係なく重要なことというニュアンスで使われます。よって、プレゼントのお礼の時に使う場合は、「大切」を使用した方が、より感情のこもった表現になります。
ちなみに「重要」は、この2つよりも客観的で、社会的になくすことができない物に対して使われます。
「大切」の意味と使用例
読み方は「たいせつ」で、意味・使用例は以下の通りです。
①最も必要であり、重んじられるさま。「大切な条件」「大切な書類」
②丁寧に扱って、大事にするさま。「本を大切に扱う」「家族を大切にする」
「大切」は、もともと「大いに迫る(切る)」「切迫する」の意味を漢字表記し、音読みさせた和製漢語です。平安時代の末期には「肝要なさま」という意味で「大切」が用いられ、中世以降は「心から守りたいと思う」という意味で使われるようになりました。このような流れから、「大切」は思いやる気持ちや愛情が込められた表現として定着したのです。
「大事」の意味と使用例
読み方は「だいじ」で、意味・使用例は以下の通りです。
①価値あるものとして、大切に扱うさま。「お大事になさってください」「大事な品物」
②重要で欠くことのできないさま。ある物事の存否にかかわるさま。「大事な会議を忘れていた」「今が一番大事な時期だ」
ニュアンスとして「大切」よりもややカジュアルな表現になります。なお、名詞として「重大な事柄」「大掛かりな計画」「心配な結果」という意味で使われるケースもあります。
返礼品を贈るという選択も
お礼の気持ちを伝えるには、言葉や書面だけでなく返礼品を贈るという方法もあります。特にビジネスシーンにおいては、マナーとして会社の人で分けることができるような品物を贈りましょう。贈る品物は、お菓子の詰め合わせ、ドリンクギフトなど、オフィスで働く人のことを考慮した物を選ぶのがおすすめです。
丁寧に感謝の気持ちを伝えましょう
ビジネスシーンだけでなくどんな場合でも、何かプレゼントをもらったら丁寧に感謝の気持ちを伝えるのがマナーです。その際に、「大切にします」「大切に使います」という言葉も添えれば、相手に「このプレゼントを選んで良かった」と思ってもらうことができ、良好な関係が築けるでしょう。また、もらった後は時間を空けず、すぐにお礼をすることも重要。後回しにせず、優先させることでより感謝の気持ちが伝わります。
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